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園ブログ

ピザ窯造りその12(レンガ載せと成型)

2023-05-02
仮置きしてコツを掴んだら、レンガを型に全部載せます。
設計図と比べるとレンガとレンガの目地にズレが出ています。
仕方ありません…。
ここから人手が必要です。
先生方にお手伝いをお願いして両サイドからアーチ上部へと耐火セメントを目地に流し込みます。
なかなか目地の奥へ入りません。セメントコテなど駆使して奥へ奥へと押し込みます。
速乾セメントなので固まり始めたら、ペンチで楔を引き抜いて楔部分にセメントを流し込みます。

正面上部は煙突を造るので隙間を設けます。
一日置いたら枠を外します。

ピザ窯造りその11(レンガ仮載せ)

2023-05-01
型と楔を造り、型を置くためにゲタを設置します。
角材やレンガ、段ボールの切れ端を駆使して高さを合わせます。
型を載せてみました。両サイドのレンガと高さが合いました。
前面だけレンガを仮置きしてみました。
設計図通り14個のレンガアーチが出来ました。
楔は厳密サイズに造れないので、楔を抜き差し微調整しながら置いていきます。
次回は型全面にレンガを載せます。

ピザ窯造りその10(楔計算)

2023-04-28
久々、小学校の算数の計算をします。
レンガをアーチ状にするには、アーチ部分にレンガが何個載るか?レンガとレンガの目地幅はいくらになるか?計算します。また楔のサイズも計算します。
円周率の計算で2πr…という公式ですね!
レンガサイズ(230×115×65)を頭の中に入れて計算すると…。

・2×3.14×307(型の半径)÷2≒964mm(アーチ内側半円の半径) 
・964÷65(レンガ幅)≒14個(アーチ部分に並べるレンガ数)
・964-910(レンガ14個の幅計)=54
・54÷15(目地数)=3.6mm(目地の内側幅)
・307+115(レンガ幅)+2.5mm(型のべニア板の厚み)≒425mm(アーチレンガトップまでの半径)
・2×3.14×425÷2≒1335mm(レンガアーチ外側の円周)
・1335-910(レンガ幅)=425mm
・425÷15(レンガ目地数)=28mm(外側の目地幅)

以上を踏まえると画像の楔サイズになります。ここまで厳密にやる必要はないと思います。レンガのサイズも若干誤差がありミリ単位で仕上げるのは困難です。余ったイエローコンパネを使用して100個ほどの楔を造ります。

ピザ窯造りその9(レンガアーチ型造り)

2023-04-27
レンガ積みと並行してレンガをアーチに組むための型を造ります。
余ったイエローコンパネと薄いべニア板、角材とビスを用意します。
窯の外側レンガ内幅が620mm、奥行きが845mmの蒲鉾の型を造ります。
ここで620mmきっちりに造ると、レンガが外側にはみ出るので気持ち小さめの614mmに設定して造ります。
ゲタとなる部分の角材を845mmの長さでカットして、余った角材で手製のコンパスを造ります。半径は307mmです。蒲鉾型の合板を6枚造ります。
薄べニア板が割れるのではと心配でしたが、先生方に上から押さえつけてもらいビスで留めました。
ここにアーチ状にレンガを載せます。アーチで組む時に大量にセメントを使います。セメントがべニアに付かないようビニールを貼り付けます。

使用後は棚として使用します。

ピザ窯造りその8(ピザ焼床造り)

2023-04-26
レンガ積みと並行してピザ焼床を造ります。
材料は以下です。
・イエローコンパネ(900×1800×12)
 ※ホームセンターで半分にカット
・角材(30×40×900)
・長さ50mmのビス数本
焼床のサイズを620×680×40のサイズに設定しました。このサイズでは焼床が収まり切れないので、型枠のサイズは横を615、縦はそのままで気持ち小さく型枠を造ります。アサヒキャスターを大量に流し込みました。


セメントがちょうど終わったので高さが35mmになってしまいました…。
空気を抜くために枠をトントンと叩きます。表面に気泡が出てくるので出なくなるまで叩きます。
綺麗に均して一晩置いて枠を外します。
枠を外して窯に焼床をはめ込みました。
横のサイズを小さくしたので両サイドのレンガに干渉することなく入りました。
小さな隙間があるのでセメントで埋めます。
奥は火床で燃やした熱がくるように5cmほど隙間があります。焼床が反射して鏡面になっています。
樽町白梅幼稚園
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